シトロエンC2のページ　21

その２１　ほしがってみる②

完全に暗礁に乗り上げたかと思われた自動車購入計画ですが、活動はしています。
７月にはいりみなとみらいにある日産の中古車センターへ。
しかし、４０万…総額５０万円台で考えている浅はかな中年の心を動かすような車はありませんでした。

その後も日産の中古車や他のお店も尋ねましたがやはりありません。
中古車屋があると必ず目を通します。

が…

やはり４０万円台で３～４年落ちの1万キロくらいしか乗っていない車なんてないですね。せっかくお金を出して買うわけですから、７～８万キロも走った車じゃ先行き短い。それじゃあ、つらいです。

振り出しに戻る。

というか、もっと高い車を買おうと思ったんですけど、冷静に考えるとお金がないんです。
貸してあげるよ！なんて実家の母は言いますが返せる当てもない。

どうしてこんな貧乏なんだろう。
涙が出てきます。
ということで、自家用車購入計画はここへきて自然消滅への道を歩み始めました。

シトロエンさえなければこんなに悩まなかっただろうに。
というかシトロエンがあってもなくてもこの貧乏さ加減に呆れます。

滝のように流れる汗…他の皆さんは快適な車通勤。ときどき妻や妹の車を借りてはため息。

俺専用のマシーンがほしいなぁ。

まいった、まいった。　　(T_T)/~~~

40万円から60万円くらいで買える割と高年式の車で最有力候補はマーチでした。パッソはマーチよりやや高くトヨタなので、これしかない状況ならばエンブレム類を換えて「ダイハツブーン化」にしてしまおうかと思いました。

２番目の候補はスズキエブリイ。間違いなく使い勝手がいい。デザインも好きだし維持費が安い。でも、このままだとまるで商業車。その点では三菱ミニキャブや日産クリッパーのほうが乗用車っぽい。

予算オーバーになるけど、シトロエン並みにインパクトを与えるとなると外車。最近マイナーチェンジでプントエボとなったフィアットグランデプントはしびれるほどかっこいい。ただ、涙が出るほど低い馬力。でも、馬力勝負じゃないからいいのです。年式や距離などいいのがありますがいかんせんタマ数が無い。

ミニは100万円以内だと結構乗っているものばかり。アルファロメオ・アルファ147も少し割高。

ほしいと思いつつもなんだか考えるのも面倒になりもういいや…なんて思ったり。
いつになったら買うんだろう？もしかしたら買わないかもしれないな。

熱しやすくさめやすいAB型…

そんな中で、親戚がゴルフを売ってくれるという。
しかし期待はしていなかった。よくよく話を聞くと、ワンオーナー・喫煙車・５年乗って8万キロオーバー。これが40万円。下取りが40万円だったから、その値段で売ってくれるというらしい。親切は親切だが…

はぁ。喫煙車で8万キロオーバー…か。

この車も整備されて倍くらいの値段で売られるんだろうな。と思えば激安じゃん。と、妻はノリノリ。
おいおい、８万キロ以上だよ。いくらゴルフが４０万円でも８万キロオーバー…

という状況でしたが、まあ、どうせ次の車検くらいまで何とかなれば…という気持ちでお願いしてしまいました。

実際のところ、考えることがいやになってきた状況だったからね。だって、いくら考えたって車が安くなるわけじゃないもん。

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